山田洋次監督50周年記念展!!!


山田洋次監督の50周年を記念した展示会が開催されました。

ー12月27日、早速"てんてん"してきました。ー


会場は、JR徳島駅から南へ直ぐの「そごう徳島店」6階。


山田洋次監督といえば、数多くの名作を撮られた
日本映画界の巨匠であリますが、撮られた作品数も多く
私の知る限り、巨匠にして映画界で数に誇る三池崇史監督とも肩を並べる位世に送り出していたんですね。


代表作は数あれ度、何といっても・・・そう 渥美清さん扮する"フーテンの寅次郎"こと「男はつらいよ」シリーズですね!

寅次郎の銅像がお出迎えだ!!
東京の葛飾駅前にもありますよね。


そして
実は・・・・・・
 
徳島でもロケが行われていたことをご存じです?  そう、鳴門で撮られてたんです~。





徳島で撮られた作品は寅さんだけではありませんよね。 
2000年作品「虹をつかむ男は徳島県脇町のオデオン座が舞台でした。
この作品は、徳島を舞台に撮影予定であった男はつらいよシリーズが渥美清さんの死去により
中止となった後、山田監督と地元NPO法人のフィルムコミッションの熱い思いが「西田敏行」さんを主演とする新しい男はつらいよシリーズとしてスタートさせた記念すべき第一弾作品でした。
ラストのシーンでは、渥美清さんへのオマージュとしてなんと渥美清さんが登場します。
といっても合成ですが、山田洋次監督には大変めずらしいCGでの演出でしたが完成度が非常に高く、渥美さんがそのまま友情出演として実際に登場してくるかのような錯覚をするほどの出来映えでした。
感動のラストでした。
■そして・・この日は、山田洋次監督のトークイベントがありました。

”いよいよ山田監督の登場です ”
この日は、親交の深いラジオキャスター梅津龍太郎氏とのトークイベント。 
来場者からの質問に一つ一つ丁寧に答えながら、これまで一番印象深いロケ地はとの質問に「勿論徳島です」には一斉に会場中から大きな拍手が・・・。お世辞も??忘れない巨匠にして気さくな一面をお持ちの、作品と一緒でとてもすばらしいステキな紳士でありましたことを
  ご報告いたします。
       
この他、撮影機材の展示 や・・



松竹大船撮影所のジオラマなど(ハリウッド
の撮影所にも引けを取りませんですね) 
オデオン座に実際に使われていた"32ミリ"の映写機! などなど・・・
おっ!忘れてはならない、寅や(のちにくるまや)の実際の小物を使った原寸大の部屋、
向かって右側がお店の店舗ですよね。映画は左が縁側で時にはたこ社長と取っ組み合い
  の大げんかがあったり、色々騒動には事欠かない男はつらいよシリーズの数々の名シーンを
      生んだあの居間です。

男はつらいよシリーズを監督の視点で新たに30分に凝縮されたDVDの上映もあり(必見)
見所満載の記念展でした。